3日目(10/9)
朝起きるとまた曇天。昨日の1本目のようにダイビング終わったら晴れることを祈りつつ出発。
【1本目】 アリガーケーブル
今回のツアーで記念ダイブを迎える3人(50本:一人、30本:二人)の記念ダイブ。普通は記念のTシャツをきて潜るのだがだが一人だけ洒落でパンツ(^^)
思ったよりちょっと流れている。
その流れの中、進んで行くとガーデンイールがたくさんいた。ここのガーデンイールは慣れているのか、結構近づいても引っ込まない。
根のところにはヨスジフエダイなどがいた。
ここの根でもホンソメワケベラにつつかれた。
上がってきたら昨日の1本目のようにまたすっかり晴れていた\(^^)/
お昼ご飯まで時間があったので3点セットとハウジングを持ってビーチへ。去年、最終日にシュノーケリングしていた時に見た水面が数cmに広がるサンゴがとってもきれいだったので、今年はこれを撮ってみようかと思ってビデオを持って行ったのだが、残念ながら潮が満ちていてサンゴのてっぺんは水深数mにあった。(^^;
【2本目】 灯台下
地形がダイナミックなポイント。岩の間を抜け、トンネルをくぐる。岩の間に上から差しこむ光がとてもきれい。
途中、広場みたいなところに出た時にウミヘビが水面に向かうのを発見。泡を出さないように息をこらえて撮影してたんだけど、思った以上に水面まであったようで途中でこらえきれずに息を吐いてしまったら、ウミヘビを見失ってしまった。(^^;
地形の部分を過ぎた後でマダラタルミの幼魚とかタテジマキンチャクダイとかハタタテハゼとかがいた。
みんなは3本目に行ったのだがどうも1本目終わった後からの頭痛が芳しくなかったので、今日はナイトもあるしちょっと休憩。
ちかくにある新垣商店までふらっとお買い物に行ってサータアンダギーミックスと切れてしまったハウジングの重りを直すためにサルカンを買ってきた。
ハウジングの修理をしようかとも思ったがベットに横になっていたら寝てしまった。
今日の夕食はナイトで潜るのでビールは飲めない。
今回はボートでナイトダイビングに出た。阿波連港から出港すると明かりがなにも無くなり見上げると満点の星空だった。
ボートのかき分けた波を見ているとボートに当たって光る夜光虫がいた。去年バリに行った時にも同じように見られたのだがバリの時の方が数が多かった。
【4本目】 離床
ここではウコンハネガイという光る貝が見られるとのこと。楽しみにしてでもちゃんとビデオが撮れるかちょっと心配しながらエントリー。
潜降してライトを点けるとゴカイが群がってきた。ビデオライトだけでなくバックライトの光る液晶ファインダーにも寄ってきた。しばらく移動をしたらいなくなっていた。
そしてついに待望のウコンハネガイがいた。光るってどう光るのだろう?と思ってみていると左から右に電飾が流れるような感じで光っていた。岩の間にいてその岩がオーバーハングになっていてちょっと撮影しにくい。しかし、なんとか光っている様を撮ることができた。
晴れているときのナイトダイビングは浮上して眺める星がまた格別。それを楽しもうと浮上後上を見たのだが、真っ先に飛び込んできたのは満点の星空ではなくてボートの上にあったライトだった。反対向いて空を見上げればよかった。(^^;
港へ帰るまで、ボートの寝ころんで見上げる満点の星空はとてもきれいで最高だった。かなり暗い星までよく見えるのでどれをどう結ぶと星座になるんだかさっぱりわからない。星空を眺めていると船が動いていることすらわからなくなるくらいだった。
シーフレンドに戻り後かたづけをしてバラックへ。やっとオリオンが飲める。ダイビングの後で口の中が乾いているからかまた格別なおいしさがあった。
この時話していてわかったのだがサービスの横の道を海に向かっていった砂浜に出るところにある赤煉瓦の煙突みたいなのは、昔このあたりにあったかつお節工場の煙突だそうだ。タットさんが言うには壊れたかけらがあそこにあるのではなく工場がそのままの形で砂に埋まり煙突だけあそこに出ているのだという。今でも下を掘ればかつお節工場がそのままの形で眠っているらしい。
また、今お酒を飲んでいるこのバラックがなくなるのだという。バラックを取り壊してここにペンションシーフレンド用の食堂棟を建てるのだそうだ。バラックはスタッフの手で建てたそうなのだがすでに真ん中にある柱は地に着いていないとか。かなりガタがきているらしいのだがこのバラックが無くなってしまうのはさみしいがそれも致し方ないのだろうか?