あけて最終日、今日はダイビング出来ないので島内観光。飛行機は夜9時出発なので約丸1日たっぷり時間がある。昨日一緒だったマリンキャッツの人達は朝早起きしてイルカウォッチングに行ったようであったがぼくらは寝ていた。一応11時にさちこさんが迎えに来ることになっていたのでそれぞれ自分で起きることにしていた。結局8時半頃起きて朝食に行ったらマリンキャッツの人達がいたので一緒に食べながらいろんな話をしていた。彼らは9時に出発してヌサ・ペニダの方へ行く予定になっていたので、しばらくしたらエノモトさんが迎えに来た。彼らと一緒に出かけるエノモトさんにあいさつとログブックにサインをもらい見送った。
 実はこの時点でまだ今日の観光の予定は何も決めていなかった。部屋に戻りもう起きてるだろぉとは思ったが高井さん達を起こしに行った。やっぱり起きていた。器材を片づけて荷物をまとめていたらさちこさんがやって来た。高井さんはオイルマッサージを体験したいと行く前から言っていた。さちこさんがクタの町中のお店に電話したところ何処もいっぱいらしい。ならばここへ呼んでもらって、してもったらどう?と言うことになり、高井さんがどうします?って聞くのでやってもらいましょうかってことにした。
 プールサイドでしてもらうオイルマッサージはここちよい風と相まってとっても気持ちよかった。
 オイルマッサージを終えてオイルを落とすのにシャワーをざっと浴びてリゾートを後にした。ちょうどお昼時でお腹が空いていたので、Singaraja(シンガラジャ)の町でお昼を食べた。入った所は本当に現地の人が行く食堂のようなところ。メニューは豚の丸焼きのいろんな場所をご飯と一緒に盛ったもの。皮が結構おいしかった。このお店で現地の人のお菓子、乾燥バナナ、乾燥ジャックフルーツ、附菓子みたいなの、アーモンドの入ったの、などを売っていたのでお土産に少し仕入れた。
 ご飯を食べた後はクタの町へ向かった。途中、Danau Brata(ブラタン湖)のほとりのPuru Ulun Danu Bratan(ウルン・ダヌ・ブランタン寺院)によった。朝みかりんから借りたガイドブック見ながら、ちょうど通り道だしここ寄ったらどうかなぁと思っていた所であった。そのガイドブックにもあったが”生理中の女性の入院はお断りします”と寺院の入口の看板に書かれていた。このあたりは海抜1500〜1600mの高さにあるので結構涼しかった。寺院の中にはかざぐるまのふうしゃの柄の部分がオルゴールのようになっているのがあって、風でころころとよい音色を奏でていた
 そこを出た後クタの町中へ下る途中でお葬式をやっていた。残念ながらクルマで横を通りすぎただけなのでよくはわからなかった。
 クタの町についてまず両替屋に行った。この日のレートで1円=23.75ルピアだった。ここで面白いことを発見した。よく海外旅行に行くときは円でなくドルで持っていった方がいいと言われることがある。この両替屋でのレートでは1US$=2800ルピアだったので、まぁドルでも円でもそんなに違わない。ところが、7月にセブに行ったときのペソが残っていたのでもしものために持っていったのだが、1ペソ=55ルピアであった。1ペソ=2円ちょっとぉ?フィリピンで替えれば1ペソ=4円くらいである。インドネシア等アジアの国にとってそれほど”円”というのは欲しいものなのだろぉなぁと改めて円の強さを知った。
 その後1時間ほどクタでお土産の買い物をした。そう、そう言えば今回初日に空港を出てからここへ来るまでマリンキャッツの人達以外の日本人旅行者には会わなかった。リゾートにいるのは欧米系の人達がほとんどで、アジア系の人でも日本人ではなかった。
 その後Puru Tanah Lot(タナロット寺院)まで間に合うかわからないが夕日が沈むのを見に行った。さすがに月曜日の午後5時すぎ、帰宅する人で道は結構込んでいたがなんとか夕日が沈むまでに間に合った。海辺に建つ寺院、結構な荒波の海、沈む夕日、とっても雄大だった。
 夕日を見た後は空港へ戻った。昨日からお世話になったさちこさんにお礼を言って別れ飛行機に乗って日本へ向かった。

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