【三日目】

 今日はカビラオまで遠出するので8時半にお迎え。朝起きるのが少し遅かったので準備していたらダイブマスターが部屋まで迎えに来てくれた。とっとと準備をして船に乗り込むと今日のメンバーは6人だった。
 カビラオまでは約2時間半ほどの行程。途中スコールに遭ってあわてて幌の中に入ったのだがTシャツがかなり濡れてしまった。Mちゃんには「そんだけ濡れちゃったんなら、外にいても一緒だね」って言われてしまったので、ほんではということで雨の中、舳先に立ってみたが、雨が結構強かったので途中で又幌の中に戻った。
 カビラオに着くと既に何隻かの船が来ていた。

【1本目】カビラオ島 Light House

 今日一緒に潜るのは僕らと女の人1人とスタッフ二人の計5人。ブリーフィングのあとエントリー。
 ドロップオフをドリフトしていくと途中でコバンザメが一匹現れて僕らのまわりを執拗にくっついていた。

 今日のお昼は御弁当を頼んであったのでそれを持ってカビラオ島に上陸した。浜の砂の白さがとてもきれいだった。屋根の着いたベンチに入って食べていたら、まわりに犬が寄ってきた。隣のベンチの上から、まるでこちらに飛んで来そうな状態の奴もいた。とっても恐かったが、何かの拍子に一匹を残りみんなが追いかけていってしまった。

【2本目】カビラオ島 Talisay

 なぜか今日も2本目のほうが流れが速い。流れていたらダイブマスターがなにか指さすので、なにかな?って思っていたらバラクーダの群。ちょっと遠くてすぐ行ってしまったので、ちぇぇっと思っていたら、戻ってくるから待つって言うので待っていたら戻ってきた。さっきよりは近くに寄ってはいた物のやはりちょっと遠い。僕より近くにいたMちゃんでさえちょっと距離があったから写真は???と言っていた。で、ふと振り向くとすぐそこにいたのだが、もう既に方向を換え始めていて、あっと言う間に行ってしまった。ビデオはやはり距離と透明度が今一であったのでうっすらとしか映っていなかった。
 その後流れていたときにハナヒゲウツボを発見。久しぶりに見た。ビデオに撮ったのだが、逆光だったたのとあまり寄れなかったので、きれいな色が出なかった。

 帰りもやはり2時間ほどかかってリゾートへ戻った。今晩はラプラプ市内の屋台(?)へ連れていってもらうことになっていて、6時には迎えに来ると言うことであったのだが、帰ってきたのが結構遅い時間だったので、そそくさと準備をした。
 お迎えが来たので今日もまたバタバタに乗って出かけた。行った先は市内の市場と言った方がいいかなぁっていう所。ずらりと露天のお店が並んでいてそこで魚などを買い、その奥にあるレストラン(?)で買った物を調理してもらって食べるという形式。お店は円形に並んでいてその真ん中でマンドリン売りのおじさんがマンドリンを弾いていた。1曲引いているのをビデオで撮らせてもらった。Tさんがそのあとずーっと聞いていた。MちゃんとTちゃんはマンゴーを買ってきて、「おいしぃぃ」と言いながらほおばっていた。一方、連れて行ってくれた友人は今晩の材料を仕入れるべく魚屋で交渉していた。最終的にはラプラプ(ユカタハタ)、イカ、エビ、カニ、ギンガメアジを仕入れた。いつも利用しているというお店へ入り、そこのお兄ちゃんに調理方法の注文をして席に着き、サンミゲルを飲みながら料理が出来るのを待った。
 料理が一品、また一品と出てきた。最初はイカのリング揚げ、日本と同じ味である。次ぎにエビ、カニ、あとライス、ガーリックライス、スープも出てきた。スープはなぜか梅味で中にライスを入れると丁度梅茶漬けそのものであった。そのあとでラプラプは煮付けで、ギンガメは塩焼きで出てきた。この二つは材料こそそういう物であるが味は煮魚、焼き魚そのものであった。

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