草飼う民の神々#2
ラ・ウンガリアント アランダイラハイアロールオレストタマールターラ極星ハイーア

    ラ・ウンガリアント(La=Ungariant) 豊穣、人間、調和
    正妻

     ラ・ウンガリアントはユ・カルグザントの正妻であり、女性と民の女神で ある。ジョサド、ヘニルド、ダスタルの母である。

     女神は飼育者、従順な妻、儀式の夫人、天幕の守り手の役を果たす。この女神 はまたすべての女性が夫に対して尽くすこと、すなわち身繕い、癒し、洗濯、料理、 閨房 などの面倒をみる。
     一四五〇年から一四七〇年の動乱の間、このカルトから指導者が出た。彼女は その衣装から羽の女王と呼ばれた。
    −グローランサ年代記(潟zビージャパン)より

     このカルトには女性のみが入信する事が出来る。

    入信者:
    条件は通常通り。技能は<制作(調理、革、産婆、薬剤、裁縫より一種) ><応急手当><人間知識>< 病気の治療
    侍祭:
    条件は通常通り。既婚者である必要は無い。
    女祭:
    条件は通常通り。また、既婚の女性であること。
    羽馬の祈祷師:
    祈祷師としての条件に加えて、侍祭としての条件を満たしている事。
    羽馬の祈祷師が魔精としてもてるのは馬の精霊だけである。
    羽馬の祈祷師は司祭でもある。また、条件を満たしていればアランダイラの入信者、司祭に なる事も可能である。

    主な崇拝者:
    グレイザーの母親、教師、老人
    カルトにて教えられる技能:
    <制作(調理、革、産婆、薬剤、裁縫)><応急手当><人間知識><病気の治療>
    義務:
    子供の取りあげ、治療、裁縫
    徳:
    他人を許すこと、寛大さ、慈悲、分別、節度
    精霊魔術:
    <治癒><光>
    一般神性魔術:
    全て
    特殊神性魔術:
    鎮め歌> <肉体の治癒><(全て)の治療>
    友好カルト:
    アランダイラ<馬との会話>を提供、ユ・カルグザント<闘病> を提供


    アランダイラ(Arandayla) 獣、豊穣
    馬の女神

     馬の女神アランダイラは生命と地位の源として万人に愛されている。万人に役に立つが 女神を愛する者に対して最も役に立ってくれる。
    −グローランサ年代記(潟zビージャパン)より

     このカルトには女性のみが入信する事が出来る。

    入信者:
    グレイザーの特に身分の低い出身で無い女性ならPOW1ptを捧げる事によって入信 する事が出来る。
    侍祭:
    司祭に準じる。
    司祭:
    条件は通常通り。技能は < 馬知識>< 馬心理解>と以下の技能から任意のもの2つ <動物知識><カルト知識><牧畜(制作)><植物知識><乗馬><世界知識>

    主な崇拝者:
    グレイザーの女
    カルトにて教えられる技能:
    <動物知識><カルト知識><浄化><牧畜(制作)> <馬知識><植物知識><乗馬><馬心理解><世界知識>
    義務:
    牧畜を教える
    徳:
    精力的である事、寛大さ、慈悲深さ、敬虔さ、他人を信じること
    精霊魔術:
    <遠視><治癒> <馬の治癒> <消化><減速>
    一般神性魔術:
    全て
    特殊神性魔術:
    馬祝福>< 馬との会話>< sustian horse
    友好カルト:
    ハイアロール、ラ=アンガリアント、ユ=カルグザント


    ”騎手”ハイアロール(Hyalor,the Rider) 人間、支配
    馬を従えし者、野生の馬の王

     騎手ハイアロールは「暁」のとき、初めて人々を治めた王であり、我らの一族を偉大なも のとした存在であり、馬の女神を従わせたものである。
    −グローランサ年代記(潟zビージャパン)より

     ハイアロールは不幸にしてユ=カルグザントの末とは認められなかったグレイザーによ って信仰される。

    入信者:
    条件は通常通り。技能は<馬知識><カルト知識><聞き耳><乗馬>の4つ。
    司祭:
    条件は通常通り。

    主な崇拝者:
    位の低いグレイザー
    カルトにて教えられる技能:
    <浄化><呪付><馬知識><カルト知識><聞き耳> <乗馬>
    義務:
    野生馬の確保、馬の調教
    徳:
    正義、勇気、寛大さ、精力的である事、名誉
    精霊魔術:
    <機敏><早足>
    一般神性魔術:
    全て
    特殊神性魔術:
    <馬支配>< enchant saddle>< たてがみ><人馬一体
    友好カルト:
    アランダイラ<馬との会話>を提供、ダスタル、ユ=カルグザント <闘病>を提供。


    オレスト(Orest)大地、豊穣
    大地の母

     大地の母オレストはすべての生命を生んだ者である。山々も彼女の子である。
    −グローランサ年代記(潟zビージャパン)より

     彼女が直接信仰される事はあまり無い。
     羽馬の祈祷師達が彼女と接触を持つことが出来る。


    タマール(Tamar)獣
    野獣の王

     タマールは野獣の王であり、その子らは食料にも敵にもなる。
    −グローランサ年代記(潟zビージャパン)より


    ターラ(Tara)運命、植物
    野の姫

     ターラは野の姫であり、馬の行けない場所の恐怖と秘密を護っている。。
    −グローランサ年代記(潟zビージャパン)より


    極星(Polestar)変化、火、死
    夜の王にして星の軍勢の戦さ長

     この神が信仰される事はあまり無い。しかし、陽の祈祷師達によって彼と接触を持つ ことが出来る。

    入信者:
    条件は通常通り。技能は以下の技能の任意の4つ < 戦闘(制作)><振り付け(制作)><舞踏><戦争知識> <(武器)剣攻撃><(武器)受け> 。
    司祭:
    条件は通常通り。<舞踏>と戦闘に関する技能に関しては制限を受けない。

    主な崇拝者:
    兵士、舞踏家、将軍
    カルトにて教えられる技能:
    <浄化><戦闘(制作)><振り付け(制作)> <舞踏><カルト知識><戦争知識><(武器)剣攻撃><(武器)受け>
    義務:
    兵士、舞踏家、将軍としての務め。弱きを助く事
    徳:
    雑多。崇拝者による
    精霊魔術:
    <機敏><遠視><火の矢><火剣><治癒><霊話><早足> <光><光の壁><かすみ>
    一般神性魔術:
    全て
    特殊神性魔術:
    Call Star Captain >< 将の心><金呪鍛> <鉄呪鍛><銀呪鍛><盾>


    ”剣士”ハイーア(Hiia,swordsman)死、真実
    フマクトの英雄、羽馬の女王の守護者

     ハイーアはヴェンドレイフの戦士と、剣による戦いを生業とするグレイザーに信仰される。
     しかし、このカルトは実際にはフマクトの英雄カルトに過ぎずドラゴンパスと聖王国の外側で はその存在は全く知られてはいない。
     入信者は4ptまでの鋭刃を無料で教えて貰う事が出来、また入信と同時に羽馬の女王への忠 誠を誓う事となる。
     入信者と剣は如何なる理由があっても死から蘇ってはならず、毒を用いる事も禁じられる。
     フマクティ同様に加護と制約を受け入れなくてはならない。
     このカルトに司祭と侍祭は存在しない。

    主な崇拝者:
    戦士、傭兵、護衛、冒険者
    入信時の必要条件:
    <剣攻撃>に成功する事とPOWx5以下を出す事。加えて POWを1pt捧げる事。
    入信したその時点で少なくとも1つの加護と制約を受け入れなくてはならない。
    カルトにて教えられる技能:
    <浄化><鎧制作><戦闘(制作)><呪付> <応急手当> <カルト知識><作戦行動><雄弁><乗馬><視力><暗殺者感知><剣/短剣攻撃> <剣/短剣受け><短剣投げ>
    義務:
    護衛、死刑の執行、傭兵、戦闘技能を教える事、アンデッドを倒す事
    徳:
    精力的であること、正直、名誉、節度を持つこと、勇猛さ
    精霊魔術:
    <鋭刃><機敏><消沈><敵の発見><亡者感知> <火剣><治癒><受け><防護><修理><筋力><活力>
    禁止される呪文:<鈍剣>
    一般神性魔術:全て
    特殊神性魔術:<無敵><ゴースト創造><真実検知><鉄呪鍛><戦意高揚><誓言> <霊魂放逐(再使用可)><精霊遮断>< 剛刃 ><神剣><亡者滅還>

    剣(ルーンロード、司祭を兼ねる):
    <剣攻撃><剣受け>と以下の技能の内4つ に関して90%が必要<他の剣攻撃><他の武器攻撃><修理><武具作成><応急手当><雄弁> <乗馬><視力><暗殺者感知>
    また<浄化>が25%必要

    神性介入を試みるときハイーアの剣は1d100では無く、1d10で判定を行う。
    また、剣となった時点で更に一つの加護と制約を受け入れなくてはならない。

(24,May.'99)


 この文章はDavid Dunham氏のホームページに掲載されている”The Yu-Kargzant Pantheon”を氏の 許可を得て翻訳し、幾らかの改変を加えたものです。 原文は コチラ
 よって、日本語化に際しての文責は tomoyuki hiroki にあります。
 文中の神名等は「グローランサ年代記(潟zビージャパン)」中のものに従っています。

 かなりアレな訳なんで誤訳とかココの語感があまりにもアレ過ぎますとかありましたご指摘下さいませ。

up>Grolantha,anywhere anything >RQ's contents >contents