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■国勢調査員の雇用は法違反! |
・国勢調査調査員の身分は法違反!!
国勢調査が行われましたが、「国勢調査ホットライン」の電話当番に参加しました。豊中からは、「調査員はもうしたくない」との調査員になった方の電話や「調査用紙が配布されていない」「拒否したい」などの電話ありました。今後、これを整理して国勢調査の問題点を明らかにして総務庁を追及していきます。
また、調査をする中で調査員の身分に問題があることがわかりました。調査員は、2カ月間、国家公務員非常勤一般職2級2号の身分になります。市の職員が調査員になる場合は、地方公務員法で市職員の職務を免除してもらったり、長の許可を得なければいけません。市民が調査員になる場合も市職員が調査員になる場合も、労基法で何時から何時までの労働で時間給がいくらかなどの労働条件の明示をしなければいけません。これが一切行われていません。市職員が、災害に遇った時はどうするのかなども明らかにされていません。すなわち労働法違反の雇用だったことがわかったのです。これでは調査員を雇えません。
国は、特定郵便局の警備員の雇用(郵政省に問題を提起し、改善させました)や総務庁の調査員の雇用など、雇用に関する法違反が多すぎます。一度、労働省に頼んで労働法を講習してもらったらどうでしょうか。いずれにせよ、この調査員の雇用が法違反で有ることを追及すれば、次回の国勢調査は多分出来ないことになるでしょう。ぜひ、一緒に追及して、市職員すら嫌がっている国勢調査をやめさせましょう。
・市の不動産鑑定はデタラメ!
緑丘の土地売買に絡んで、市長に一億円ほどの返還請求を求めて訴訟を行っていますが、その中で市の不動産鑑定がいかにデタラメかが明らかになりました。それぞれの土地の値段を決めるのに不動産鑑定を行っているのですが、同じ土地を参考にして土地の値段を決めているのに、高くなくてはいけない土地が安くなる鑑定評価をしていたのです。鑑定資料によれば、北緑丘の一等地が1平方メートル13万円になるはずが無く、むしろ高くなくてはいけません。いかに市の鑑定がいい加減かがよく分かりました。今後、不動産鑑定士に見ていただいて問題を追及していきます。
・違法な里道の付け替えを行って開発許可・・・夕日丘マンション
・民営駐車場建設費助成金詐欺事件をチェックできない市・・・夕日丘マンション
・前面道路が4メートル未満では開発出来ない!・・・上野東開発許可問題
・地主の都合で決めた用途地域は元に戻すべき!・・・緑丘開発用途地域問題
・市の開発行政は、住民の味方と言うよりは施主やマンション建設業者の味方です!
・市立豊中病院の救急医療体制・医療ミスは問題!
市民の方の相談から、市立病院の救急医療体制と医療ミスについて質問して追及しました。
(質問) ・市立豊中病院の毎日の総入院患者数とベッドの空き数、新規の救急で入院した患者数と一般外来で入院した患者数、毎日の退院患者数、後送された患者数について。 |
市立豊中病院については、「救急で行ったのにきちんとした治療がされなかった」「入院がなかなかできない」「手術後、一週間で退院させられた」等いろんな声が寄せられます。そこで、実態や原因について質問をしたのですが、回答は、注意不足と確認の不十分さを認め、今後はこんなことがないようにするとのことでした。もちろん、市立豊中病院に全てを依存するのではなく、病病連携、病診連携をきちんとして、市民が安心できる救急医療体制を充実させる事が大切です。
お粗末な救急医療体制、医療ミスについては事務所まで一報を!
今回の質問に対し、今後はきちんとすると約束しましたので様子を見ていきますが、市立豊中病院の救急医療や治療について問題があれば事務所まで連絡して下さい。
・住宅の真ん中に携帯基地局?大丈夫なのか?
本町や上野西に住む住民から、「近所に携帯基地局が建設されそうなのでどうしたらよいのか」との相談を受けました。そこで、実態について質問しました。
(質問) ・本町で携帯基地局が建設されようとしているが、市内の携帯基地局の建設実態はどうなっているのか。 |
市の回答では、4事業所54局の携帯基地局が市内にあるとのことです。電磁波の人体への影響については、いろんな報告が出ています。メーカーや国は安全だと言い、市もそれを信じているようですが、過去の例を見ると信用できません。何も知らずに電磁波の影響を受けている人もたくさんいますし、万が一ペースメーカー利用者に影響が出たら問題ですので、市は、市民に対してどこに携帯基地局があるかを知らせ、「ペースメーカー利用者は注意して下さい」などの広報を行うなど、市としての取り組みを要望しました。
(本町の携帯基地局は、住民運動の中で建設が中止されることになりました。)
・幼稚園統廃合は許せない!
幼稚園の統廃合が問題になっていますので、審議会のあり方と私立幼稚園の補助金などについて質問して追及しました。
(質問) ・幼児教育振興審議会で公立幼稚園の統廃合についての審議会の審議内容と、各審議委員の意見について。 |
これらの質問に対して、市はいい加減な答弁に終始しました。この間の幼児教育振興審議会の記録を見たり、実際に審議会を傍聴してみましたが、公立幼稚園の統廃合についての議論が十分に尽くされたとは思いません。豊中市の今後の幼児教育を決める重要な問題の割には議論が不十分で、答申を出せる状況ではありません。幼児教育の質の低下も心配です。ある委員は、質が低下してもやむを得ないなどと非常識な発言もしています。現在の審議で答申が出たら各審議委員の責任が問われます。このまま十分な議論もなく答申を出すなら、各審議委員の責任を追及せざるを得ません。市長は、もっと十分な議論ができるまで審議を継続し、時には市民の意見を求める公聴会を開くなどして、十分な市民合意を作るべきと要望しました。
幼稚園の労働条件については、私立幼稚園によっては雇用保険に入っていない幼稚園もあると情報が寄せられています。法律で決められたことぐらいはきちんと守って欲しいものです。今後の豊中の幼児教育を担っていただく現場の教員の労働条件は非常に重要ですので、市として実態を掴み、法遵守の指導をすべきだと要望しました。
補助金については、財団法人豊中市私立幼稚園振興財団への補助金交付や私立幼稚園への補助金交付には法的問題点が何点か見受けられるように思います。今後、問題点については追及していくつもりです。
いずれにせよ、幼児教育の質が下がるような幼稚園統廃合はごめんです。財政難を理由に教育費をケチってはいけません。又、少子化だから幼稚園を統廃合するのでは無くて、少子化を防ぐために、逆に幼児教育に予算をかけるのが本来のあり方です。今後も市民の皆さんといっしょに市を追及していきます。
・住民の切実な要望の追及にヤジを飛ばす議員に抗議を!
私の9月議会での市の追及の場面で、清水議員(熊野町3丁目在住)が、「簡単に、答弁しろ」とヤジを飛ばしていました。それにしても、市民の皆さんのいろんな問題を私が追及する時に、なぜかよくこの議員がヤジを飛ばします。市にヤジを飛ばすのなら分かりますが、市民の立場に立って追及する議員に対してヤジを飛ばすこの議員の資質を疑います。こんな議員にはぜひ抗議をしましょう。
抗議先・・・市役所6858ー2525へ電話して清水議員につないでもらって下さい。
いなければ、議会事務局に伝言を頼みましょう。
・ご存じですか?タグホイヤーの修理はそっくり安物の中身に入れ替え!
若者に人気のあるスポーツ時計メーカーのタグホイヤー。この修理が、消費者に知らせず中身のムーブメントを千数百円の物に入れ替えていることが分かりました。阪急百貨店などいろんな店が修理を受け、それをタグホイヤーに送付して修理を依頼するのですが、その際にムーブを安物に入れ替えているとのことです。阪急百貨店はそのこと知りながら、消費者には何もいおうとはせず、企業としての責任を放棄しています。これもひどいものです。皆さんの中でタグホイヤーの時計をお持ちの方は事務所までご連絡下さい。