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Note 2005.12.24



20万km

昨日(2005.12.23)、オドメータが3周目に入った。
走行距離20万km突破である。
(余談だが、10万km突破は2002.12.25。この時期に縁があるのかね)



10万kmの時にも経験したが、オドメータに「0」が並ぶと妙な気分である。
というのも、新車で納車されたときですら、オドメータは0ではない。
筆者の場合は30数kmを刻んでいたので、
「0」がずらりと並ぶ状態は、この時初めて見るわけである。
その後2桁、まぁ3桁の数字までは新車の気分が味わえる。
が、あくまで気分だけで、クルマは確実に20万走ってるので、
メーター以外はあからさまにヤレている。

年式が新しいからと言われればそれまでなのだが、
20万乗ったからあっちこっち不調と言うことはまるでない。
大きなところでは、エンジンのオーバーホールなども行っているが、
実際のところ、不調なところは放置せずすぐに原因から治すということと、
予防的な整備を心がけているくらいのもので、
あとは誰でもやっているようなことしかしていない気もする。
自分でできることは自分でやるが、
自分でしない方がいいことは全面的に任すという方針なので、
結局のところ、全面的にお任せしているメカニックさんのおかげである。
46さん、ありがとう。

国産車であっても、このペースでこれだけの距離を走るとなれば、
それを前提とした整備や消耗品の交換を強いられるはずで、
感覚としては、これまでミニだから特に余計に金がかかったという気はしない。
まぁ、オイル交換などはさすがに早いピッチで行われるので
確かに国産車よりは費用はかかっていると思われるが、
タイヤはノーマルなら安価だし、ガソリンも食わない。
かえっていいのかもと思われる点すらあるわけだ。

実際のところ、すでに20万どころかそれ以上走行しているミニは世の中にいくらでもあると思うし、
1959年8月に発売された最初期のものですらいまでも走っていたりするわけだから、
筆者のクルマが20万走ってまだまだ絶好調であっても何ら不思議はないわけだ。


これから20万乗ろうとしているミニオーナーの皆さんに筆者からアドバイスをするとすれば、
前述したが、「不調なら治せ」ということである。
ミニは機械だ。不調には原因があって、必ず治る。
もちろん、メンテナンスすべてをオーナー自身でやっている方には、
技術的なこともそうだが、設備、費用などで完全に治せないという場合もあって、
そういう場合はだましだまし乗っていることと思うし、
現実には、工場に任せている方の中でも、費用などの問題でそうしている人も多かろう。

しかしだ。

ずっと乗る気なら、だましだまし乗るのはやめるべきだ。
なぜなら、その不調から別の箇所まで不調が波及したり、
あるいはその不調自体がもっと深刻で、大がかりな修理を必要になるほど進行することになるからで、
単に費用の問題でだましだまし乗っていたとしても、
結局、もっと費用がかかるようになるだけで、機械は絶対にだまされてくれないからだ。
最も安い費用で長く乗ることができる方法は、不調でない状態を維持することなのだ。

ただ、ショップで修理しても「完全には治りません」とか「ミニはこんなもんです」とか、
何度治しても治らないとかということがあるそうだ。
はっきりもう一度言うが、
「ミニは機械だ。不調には原因があって、必ず治る」
ショップで何度治しても治らないのは、ショップに治すスキルがないか、
治さないでおいてボッてるかどちらかでしかない。
そう考えると、シヤワセにミニに乗り続ける最大の条件は、
メカニックに恵まれることなのかもしれない。

あらためて、ガレージミニ様、
そして46さんありがとう。





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