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口臭についての考察
◆しぐさを気にする方へ
◆「生理的口臭」についての、文化的考え方
◆口臭は本当に治るのか?(ほんだ歯科における口臭への取り組み姿勢について)
◆治療治療終了後におけるしぐさの問題について
◆ハリメーターの測定値の不安定についてと舌苔除去について
◆先生が気にならないと言ったことについてーどう考えるか?
◆口臭を引き起こさない能力は子どもの時から・・母親の心得
◆口臭は遺伝するか?
◆口臭は5メートル離れていても届くか?
◆口臭は本当に誰でも絶対に治るのか・・・・・・口臭に対する私の考え方
◆世にも不思議な口臭外来
◆口臭の客観的評価を得ることの重要性について
◆嗅覚の特性の不思議について
◆鼻をすするしぐさについて
◆口臭にかんするいじめや、取り巻く社会的背景について−行動心理について
◆自分自身を知り、認めるということについて
◆人のしぐさについて
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先生が気にならないと言ったことについてーどう考えるか?
まだ治りません。 名前:ミキ 11/4(日)14:37
あれから、某大学歯科病院に行って口臭を診てもらいました。
診断結果は、治療中の歯の薬剤や出血の臭いでした。
先生や看護婦さんが言うには「気にならない。」とのこと。
でも人によっては臭いの感覚が違うので、臭いと言う人もいるかもしれないけど、無視して気にしないように、とのことでした。
それから気にしないようにしようと心に決めましたが、
やはり、通勤電車での嫌がらせはエスカレートする一方です。
(こずかれたり、新聞紙で殴られたりしました。酔っ払いにからまれたり、複数の人に大声で脅されることもあります。)
また会社での嫌がらせも最近始まりました。
同じような思いをしている患者さんはいるのでしょうか。
どうやって克服しているのでしょうか。疲れてきました。
(人に会うのが怖いです。なるべく移動はタクシーを使っていますが、
それでも臭いを運転手さんに指摘されます。)
RE:まだ治りません。 名前:HONDA 11/5(月)02:10
>先生や看護婦さんが言うには「気にならない。」とのこと。
これは、先生や看護婦が気にならないということで、患者が気になっている場合は平行線をたどるでしょう。解決にはなりませんね。
これが自臭症治療の問題だと思います。先生が気にならないことが問題ではなく、患者さんが気になっている以上、この気になる患者側の主観的臭気についての積極的な対応をしない限り、多くの自臭症の患者は救われない気がします。
現在の口臭治療の問題は、治療サイドの評価を押し付けることが問題です。診療現場でも知ることのできない口臭は生理的口臭に代表されるように存在するわけですから、十分な患者の聞き取りと調査をしないと、患者の訴えや悩みは理解できなくなります。
>でも人によっては臭いの感覚が違うので、臭いと言う人もいるかもしれないけど、無視して気にしないように、とのことでした。
結局、感覚の違いにより臭いという人がいるのであれば、他臭症なのではないでしょうか?その先生は、たまたま感覚が鈍かったということはないのでしょうか?それをどのように証明するのでしょうか?
無視できるような性格の持ち主なら、とっくの昔に治るはずです。気にするなといわれても気にしてしまう性格を尊重した取り組みが必要だと思います。問題はまったく解決できていないのではないでしょうか?
>会社での嫌がらせも最近始まりました。
あなたの口臭に対して嫌悪感を持っているのか、それとも、あなたが口臭を恐れるあまりに人を避けるような雰囲気や疎外感を出していないでしょうか?しばしば、口臭自体よりも口臭を恐れるあまりに、他人を寄せつけない雰囲気や独特の警戒した雰囲気をもつ人がいます。
むしろ、その雰囲気の方が他人をして不信感と不快を与えることがあるので注意が必要です。
>同じような思いをしている患者さんはいるのでしょうか。どうやって克服しているのでしょうか。疲れてきました。
あなたの問題は解決できていないような気がします。「自臭症」に対応してもらえる「口臭外来」を受診したほうが良いかもしれません。
>同じような思いをしている患者さんはいるのでしょうか。
ほんだ歯科では、そのような自臭症の患者さんはたくさんおられます。また一般歯科や他の口臭外来で「治療の必要性のない口臭」と判断されてしまって積極的治療をしてもらえない患者さんの治療を専門的にしています。
>どうやって克服しているのでしょうか。
問題点を整理して、患者さんが問題とする口臭がどのようにして発生していくかについて、いろいろな角度から調べていくと、解決ができます。
この仕組みさえ予測できれば、解決はそれほど難しくはありません。
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