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口臭についての考察
◆しぐさを気にする方へ
◆「生理的口臭」についての、文化的考え方
◆口臭は本当に治るのか?(ほんだ歯科における口臭への取り組み姿勢について)
◆治療治療終了後におけるしぐさの問題について
◆ハリメーターの測定値の不安定についてと舌苔除去について
◆先生が気にならないと言ったことについてーどう考えるか?
◆口臭を引き起こさない能力は子どもの時から・・母親の心得
◆口臭は遺伝するか?
◆口臭は5メートル離れていても届くか?
◆口臭は本当に誰でも絶対に治るのか・・・・・・口臭に対する私の考え方
◆世にも不思議な口臭外来
◆口臭の客観的評価を得ることの重要性について
◆嗅覚の特性の不思議について
◆鼻をすするしぐさについて
◆口臭にかんするいじめや、取り巻く社会的背景について−行動心理について
◆自分自身を知り、認めるということについて
◆人のしぐさについて
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鼻をすするしぐさについて
名前:ク−ラ− 8/26(月)06:33
最近ふと思ったんですが、どうして人は臭いと感じた時指で鼻ををこすりながら鼻をすするんでしょうか?鼻をすすると息を吸い込むので臭いと感じたら逆にしたくない行為の様な・・・よっぽど耐えきれない臭いで鼻を押さえるという行為はまだ分かるけど。僕は臭いと感じても鼻をすすろうとは思わないんですが。臭いのある方が悪いとはいえ、少しの臭気にでもまるでお前は臭く、自分には臭いが無い、と誇示をする様なあの,すすり,をする人間、または、小声で臭いと本人に聞こえる様に言ったり、噂を流したりする人間には不快を覚えます。後、人って好きな人間には多少臭ってもあまりこういう行動とりませんよね。逆に嫌いな人間にはほんの少しの臭いでもそういう行動をとります。先生はそういう人の心理みたいのどう思いますか。口臭だけに限りませんが、人がそういう行動をとらなければ、自臭症の人とかはいないんじゃないかな。こんなこと言っても仕方無いですが。かというこんな僕も前に、今日は口臭は大丈夫だな、という状態で、人とたくさん堂々と気持ちよく話してる時ふと口臭のある人に会ったんですが、そんな時やはり口臭を気にしている身だからか、優越感みたいのを感じてしまいました。自分には口臭はないぞ、みたいな、、。子供みたいでみっともないですが。まあ自分がそうだからって人もそうだとは言い切れませんが、何か人ってどうしてもそういう所ありますよね。口臭の相談じゃなくてごめんなさい。返事頂かなくても結構です。
鼻をすするしぐさについて
名前:HONDA 8/26(月)17:10
>どうして人は臭いと感じた時指で鼻ををこすりながら鼻をすするんでしょうか?
通常、会話において相手の口臭などに不快を感じたときには、失礼のないように我慢するか、満員電車などで知らない人の場合であれば、息を止めるか、少し場所を移動するというような行動をとると思います。(私の場合ですが)鼻をつまむという行動もあるかと思いますが、通常は失礼なのでしないように思います。
工業レベルで臭い公害などで、非常に悪臭のある場合は、鼻を強くつまんで口呼吸に切り替えるという可能性はありますが、人の口臭に対してそこまでする人はないでしょう。
鼻をこすりながらすするということは、私もよくします。花粉の時期にむずむずする場合や、風邪気味のときはよく無意識に行っていますね。叉、マスクをしている時はさらにひどくなります。その行為は、普通は、人の口臭を感じたときに行う行為ではないと思います。
ちなみに、あなたは、他人の不快な口臭に遭遇したときはどのようなリアクションを取るのでしょうか?
>臭いのある方が悪いとはいえ、少しの臭気にでもまるでお前は臭く、自分には臭いが無い、と誇示をする様なあの,すすり,をする人間、または、小声で臭いと本人に聞こえる様に言ったり、噂を流したりする人間には不快を覚えます。
鼻をすすることは、必ずしも他人の口臭に反応したものでないことは、あなたも 口臭を感じたときにはしないと証言しているとおり違う原因によるものです。 これは、実は私は「患者の訴えるしぐさ」の検証を行った上で説明しています。 科学的に調査や検査に基づかないことは、医学的な根拠にならず、診断を誤らせます。
今から、一年以上前に、フジテレビの「ニュースJAPANの医療専門の記者」と、ほんだ歯科の患者と、ほんだ歯科のスタッフ2名が同行して、その患者が訴えた他人のしぐさ(鼻をすする、口に手を当てる、鼻をこする、咳き込みをする、鼻をかんだ人など・・・・)をした人の全ての人に、しぐさの原因についてインタビューを行い調査をしたことがあります。
場所は、電車の中、通行中、空港待合室、で行い、全てのしぐさは我々3人も別の場所から観察を行い記録をとりました。
インタビューした全ての人のしぐさは、口臭に反応したものではなく「なんとなく」が一番多かったです。「風邪気味、いつも鼻がむずむずする」という意見もありました。患者さんの目の前に後ろ向きに座った人で、鼻に手を持っていくしぐさをした婦人がいましたが、その人はびっくりしていました。「全く、臭いに反応したものではなく、習慣になっている」ということでした。
人のしぐさが、口臭に反応した行動であるということを、客観的に証明しない限り証拠能力に欠けるし、診断の目安にもならないのです。
まず、そのような光景は、あなたの主観に基づくものであるので、決め付けてしまうには証明していくことが重要です。証明できない不確定な要因で悩まないようにすることが重要です。それだけで、緊張時口臭に発展していくでしょう。
また他人の不快な口臭に対して、その人のいないところで、お互いがしゃべったりうわさすることは日常的には起こりえることです。
これは、他覚的な他人を不快にする口臭については本人が全く気がつかないために、「(対策として)どうしたものか?」ということが、話題になるのです。仕事によっては対外的に支障があったり、常に一緒に仕事をする場合は、そのことがコミュニケーションを妨げる原因になることがあるからです。
したがって、真性の病的口臭は本人が気がつかないことが問題で、ここの相談掲示板でも「職場の人に不快な口臭があって、本人が気がついていない場合はどのように対応したらよいか?」というテーマでしばしば相談があります。
他臭症の場合も本人が気がつくこともあり、あるいは適正な指摘を受けた場合は、歯科医院を受診することでほとんど解決してしまいます。(まれに内科的要因による場合がありますが) それに対して、本人が非常に悩むケースでは、ほとんどのケースでは不安を抱えない限りは、他人に対しては大丈夫なことが多いです。(もちろん、それ以前に歯科医院を訪ねたり、内科を受診したりして対応されているので)
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