|
口臭についての考察
◆しぐさを気にする方へ
◆「生理的口臭」についての、文化的考え方
◆口臭は本当に治るのか?(ほんだ歯科における口臭への取り組み姿勢について)
◆治療治療終了後におけるしぐさの問題について
◆ハリメーターの測定値の不安定についてと舌苔除去について
◆先生が気にならないと言ったことについてーどう考えるか?
◆口臭を引き起こさない能力は子どもの時から・・母親の心得
◆口臭は遺伝するか?
◆口臭は5メートル離れていても届くか?
◆口臭は本当に誰でも絶対に治るのか・・・・・・口臭に対する私の考え方
◆世にも不思議な口臭外来
◆口臭の客観的評価を得ることの重要性について
◆嗅覚の特性の不思議について
◆鼻をすするしぐさについて
◆口臭にかんするいじめや、取り巻く社会的背景について−行動心理について
◆自分自身を知り、認めるということについて
◆人のしぐさについて
|
口臭は、本当に治るのか?
◎遠方に住んでいるため、ほんだ歯科への受診は困難だが・・、という相談に対して回答されたものです。原文そのまま。(2000/7/17)
私の治療では、大体2週間を一つの治療期間をとして、3ヶ月で、終了するように治療計画を立てます。
毎回、患者さんと一緒に、前回の治療や指導による評価を行います。
この評価を受けて、治療目標や、終了予定を修正していきます。
あるいは、努力目標を立てます。
治療計画3ヶ月というのは、引き続き治療を継続した場合、最初の1ヶ月は基礎治療(歯周などの直接的原因や、自律神経系の調整、口腔機能回復訓練・・・など、治療の根底をなすもので、これは最後まで続けられるものです)
次の1ヶ月は、基礎能力の回復の仕上がりを見て、直接的原因(いくつかあることがあります)に向けての強化プログラムが組まれます。
この段階で、ほとんど回復することは多いです。
3ヶ月目は、最後に残る、原因の克服と、精神面を含めた安定化に向けたプログラムを組みます。
もちろん誰でも3ヶ月かかるのかというと、そうでもなく、茨城の卒業生さんのように、10年以上苦しみよその口臭外来や、関連科でいくつも挫折を味わった人でも、たった2ヶ月で、完全に治ることもあれば、精神的後遺症が大きい場合は、安定させるのに6ヶ月必要だったこともあります。
でも、ゴールの無い治療は、したくないし、お互い疲れるので、だらだらとしたことは行いません。
治療法は、幸いいくつも持っているし、検査の方法も恐らく、日本では一番確実だと自信を持っています。
来週からは、世界ではじめて、呼気性の口臭についても、測定できるほんだ歯科独自のシステムも導入し、さらに精度の高い、口臭治療をおこないます。
遠方で、一度しかこれない人もいますが、一度でも見ておくと、後はほんだ歯科口臭外来専用掲示板でサポートしていきます。
とりあえず、一度診ておくと、大体のことが解ると思います。
今まで、すべての口臭患者さんで、一人を除き原因が判明できなかった人はいません。
原因がわかると、必ずなおる可能性が出てきます。
原因がわからなかった、この一人は、現在、口腔内に、特殊な細菌が定着している可能性について、検査中です。
<注>
通院の間隔や治療の進めかたなど、その後変化しています。さらに効率的になっています。
|
[口臭の悩み 解消のヒント] に戻る |
|