＞ずっと口臭が気になっていて、普段から口の匂いって言うか味を確認して、臭いなって思いつつ生活しています。

中高生あたりから、子供時代とは違って、口の中の細菌の構成は、大人と同じになってくるので、時々ですが、健康な大人と同様に、自分自身の口臭を感じたり、時には、他人に気がつかないうちに、不快な口臭が一時的に起こることがあります。

＞すっごく敏感に口の中の臭いにおいを確認しようとしている自分がいます。

あなたは、「臭いの鉄人」になりつつあります。

「料理の鉄人」は常に、味の事を考え、吟味し、人が感じないかすかな味を感じて、鉄人になって行きます。
彼らは、私たちが到底感じることが不可能な、かすかな味覚も見逃さないのです。だから、鉄人になれます。

「ソムリエ」も同じです。彼らは、凡人が感じることのできない、かすかなワインの香りや味を感じます。

あなたも、同じです。常に自分の臭気のことを考え、かすかな臭気も見逃さず、臭いをかぎ続けているから、おそらく、普通の人なら、到底感じることのできない、自分のかすかな臭いの変化も見逃さないでしょう。

人にそれを言っても、普通の人とあなたとでは、あなたの臭気にたいする、感覚はぜんぜん違うから、いくら人に「臭いにおいがする」と言っても、周囲の人はわからないかもしれません。
しまいには、「幻覚」とっいって、あたかも、無い臭いを感じていると受け止められ、精神病患者のように思われるかもしれません。

この現象を、専門的には「嗅覚閾値の低下」と呼びます。嗅覚などの感覚は意識によって閾値が変化するのです。
自臭症の人たちが、精神病患者扱いを受けるのは、このためです。

＞久しぶりに水の中で泳ぐことだけに集中できて、まったく口臭のことを考えてなくて、ハってきずいたら、全く口臭がなくて口の中でいつものような味もしなかったのです。


この現象は、上に私が書いたことを裏付けるものです。
あなたの、自分の口臭に対する集中力がなくなったとき、あなたは、臭いを感じなくなってしまったのです。

これはちょうど、警察犬になれない、ほとんどの犬（駄犬）と同じ現象です。
犬は嗅覚は鋭いですが、警察犬になれるのは１００００頭に１頭くらいです。
せっかく鋭敏な嗅覚を持っていても、多くの犬は一定の臭気に対して、神経を集中させ続けることができないからです。

あなたも同じように、意識の集中が泳ぐことに向けられたとき、臭気を感じなくなってしまったのです。

もしも、誰でもが感じるレベルの臭気であれば、水泳した後も、臭気を感じるはずです。（ゴミ箱の臭気は、水泳する前も後も同じように臭いはずです。→実験するといいでしょう。）

＞で気になりだすとまた、変な味がしてくるのです。

自分の口臭に対する意識の集中が始まったからです。その結果嗅覚閾値はどんどん低下していって、あなたは、臭気を捕らえるまで意識を研ぎ澄まして臭いを探すことでしょう。探さないと気がすまないからです。
こうしていると、また、閾値は低下して、前は感じなかったすかな臭気もわかるようになります。こうして、あなたは、警察犬化していきます。
それを人に言えば、確実に不気味に思われるでしょう。

＞口臭対策室も何回もよまさせていただいたのですが、理屈はわかっていても行動にあらわすとだめになってしまうのです。

人為的コントロールを上回る、自己制御（コントロール）できない、過剰な精神的不安があるから、自律神経を介して生理機能が抑制受けるからです。警察犬は厳しい訓練で鍛えますが、あなた、自分で訓練しています。
その結果、口の生理機能は、心理状態に直接影響を受けます。

＞常に言いたいことを我慢して毎日ストレスがたまる生活をしています。

もっと自然になったほうがいいです。あなたはスターじゃないです。あなたが思っているほど、周囲の人はあなたのことを注目していないし、思っていません。
ひょっとしたら、その辺の周囲の景色に同化しているかもしれません。
あなたに口臭があるかどうかなんて、周囲の人たちのとっては大事なことではないし、いつもあなたの口臭のことを考えている周囲の人がいるでしょうか？
あなたは、人と接するときに、最初から、「この人口臭があるのかしら？」と考えていますか？
なのに、あなたは、人に会うときに、相手のことを考える以前に口臭があるだろうかと考えています。
なんだか、変じゃないですか？
あなたが思っているほど、実はあなたは注目されてないですよ。

よほど美人で、ナイスバディーでクラスのマドンナなら、いつも注目されているかもしれないけどね。。。。

もっと、自然にありのままの自分を大切にすることです。
仮に、多少臭くてだめなんですか？体臭のある人はどうします？？あなたは、体臭のある人を避けますか？軽蔑します？

ＳＭＡＰの○○○○は、体臭がコンプレックスだったらしいけど、一番のアイドルですよ。
「風と共に去りぬ」の主演を演じたクラーク・ゲーブルはひどい口臭で有名だった人だけど、二枚目のスーパースターでしたよ。

口臭は、病的であれば歯医者で治るし、中学生以上健全な大人の人が時々起こる生理的口臭は、コントロールすれば無臭を維持できますよ。

あなたは、スターじゃないないんだから、それほど、あなたが思うほどに、周囲の人たちは、あなたの口臭を注目しているわけでないから、もっと気楽になって自然な自分のままでいたほうがいい。うそだと思うなら、誰かに聞けばわかるはず・・いかに、あなたの口臭が注目されていなかったかはすぐにわかります。

聞くまでは勇気が入るけど、聞けばなんということはないよ。そのことにも意識過剰だったら、聞けないから・・
気にしてない人同士だったら、焼肉食った翌日とか、相手に平気にハーとして「臭くない？大丈夫かな？」とか聞くのは普通ですよ。
意識しすぎると、普通の人たちにとって何でもないことも、恥かしいと思うようになるからね。

＞必要以上に口臭を気にしないほうほうってないですかね？？

すべてがマイナス思考だからいけない。
対策室のことをやれば、少なくとも、やらないときよりきれいになるはずだから、楽しくやったらいいのです。
つらいことも楽しみながらやればいいのに・・・
それと、スター気取りにならないで！・・注目されているのではないだろうかと思うのは、スターと同じですよ。
周囲の人に普通に「昨日にんにく食べてんけど、臭くない？」って友達にハーとしてみたらいいですよ。
そんな聞き方なら、誰だって、臭かったら正直に教えてくれるよ。
堂々とやるのがコツです。

＞あと、先生が考えた梅の風味のガムって特定の場所にしか売ってませんか？？

今は、そんなものに頼る必要はないよ。そんな気分であれば、何を使っても一緒です。ガムの臭いが気になるから・・・
まず、心配なら歯医者に行って相談すること。「大丈夫」と言われたら、誰にでも起こる生理的口臭なんだから、口臭対策室のことをやっとけば絶対大丈夫ですよ。
後は、気楽に、飾らず、人前では仮面を脱ぎ捨てて、自分を出していけばいいよ。