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さゆりさん 大きいの |
「本日休業」の貼り紙が、、、 大きいの |
ルパン 東京都中央区銀座5−5−11 昭和3年創業。太宰治、永井荷風、泉鏡花、菊地寛、直木三十五、坂口安吾、遠藤周作 開高健など数え切れないほどの作家が出入りした有名な文壇バー。秋山庄太郎、林忠彦 など多くの写真家も出入りしたそうです。 太宰治らを撮った林氏の写真が店内に飾られています。 たもの木を使ったカウンター、戦時中接収されかかった鉄脚の椅子など、昭和11年の 改築時からの雰囲気を伝え続けています。 昭和26年以来、名物ママの弟がバーテンダーをつとめています。 野坂昭如を最後に常連作家は姿を消したそうです。 |
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太宰治の写真 大きいの |
初めて行かれる方へ 日曜日、月曜日が休み、営業時間は17時〜23時ですが、お盆休みなどもあるでしょ うから、行かれる前に確認した方が良いでしょう。 |
太宰治の写真 バールパンで太宰治がカウンターの椅子に座った写真は、彼の写真の中では一番有名な 写真ではないでしょうか。珍しく、ネクタイもしているしベストも着ています。 この写真は、山口県出身の写真家である林忠彦氏が撮影したものですが、当日、林氏は 織田作之助を撮影中、ベロベロに酔っぱらった太宰治が「おい、俺も撮れよ。織田作ば っかり撮ってないで、俺も撮れよ」と言ったので、最後の1本のフラッシュバルブで、 トイレの引戸を開けて、ギリギリ奥まで下がって撮影したそうです。 林氏はうるさい男だなと思いながらついでに撮ったそうですが、「僕の作家の写真のな かでは、一番多く印刷されて評判になったのだから不思議だ」としています。 また、店内にその太宰治らの写真が3枚飾られていますが、これは昭和55年にテレビ の番組で取り上げられた際に、NHKから贈られたそうです。 |
太宰治テレカ 大きいの |
地図入りです。 大きいの |
太宰治ポストカード 大きいの |
林 忠彦(1918−1990) 山口県徳山市出身の日本を代表する写真家です。 北京で敗戦を迎えた林氏は、1946年に帰国。相次いで創刊された「カストリ雑誌」 を中心に写真を発表して、一躍人気写真家となりました。 戦後風俗を題材とした記録写真に加え、1948年から「小説新潮」に文士シリーズの 連載を始めました。太宰治の写真の他、散らかった部屋の中で執筆する坂口安吾の写真 も有名です。 林氏の出身地にある徳山市美術博物館では、オリジナル・プリント20数点を常設展示す る「林忠彦記念室」があり、ここでは、バールパンの一部を再現しています。 |