私は太宰治をもっと知りたい、理解したいという気持ちで太宰治に関する本を何冊か読みました。
これらの本は、「ホームページ斜陽」を作成するに当たっても非常に参考になりました。 太宰治の全作品を読む事も大切ですが、太宰治をもっと知りたい方は、是非読んでみてください。 |
タ イ ト ル | 著 者 | 出 版 社 | コ メ ン ト |
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回想 太宰治 | 野原 一夫 | 新潮社 |
野原氏は編集者として太宰治のそばにいました。
太田静子さんに会った時の話もあり興味深いです。 私はこの本で太宰治にハマリました。(笑) おすすめ度 ★★★★★ |
太宰治 生涯と文学 | 野原 一夫 | 筑摩書房 |
太宰治の生涯と文学を克明に書いています。
「回想 太宰治」に書いた事と重複を避けています ので、先にそちらを読んだ方が良いです。 おすすめ度 ★★★★☆ |
人間 太宰治 | 山岸 外史 | 角川書店 |
太宰治の友人だった山岸氏の本。
エピソードがたくさんあって、面白いです。 太宰治の知らない面が見えてきます。 おすすめ度 ★★★★★ |
小説 太宰治 | 檀 一雄 | 審美社 |
太宰治の親友だった檀氏の本。
これもエピソードがたくさんあって、面白いです。 「熱海事件」はあまりにも有名です。 おすすめ度 ★★★★★ |
探訪 太宰治の世界 | 渡部 芳紀 | ゼスト |
写真をふんだんに使った、太宰入門書です。新見も
もったつもりですが。活字離れの若い人、高校生、 大学生にいいかなと思います。(渡部教授より) 写真がとても綺麗で良いです。 おすすめ度 ★★★★★ |
太宰治情死考 | 片山英一郎 | たいまつ社 |
山崎富栄が太宰治を殺したという説が、何の根拠も
ない全くのデタラメだという事がわかります。 権威ある人の発言は恐ろしい。。。 おすすめ度 ★★★★★ |
太宰治との愛と死のノート | 山崎 富栄 長篠康一郎 編 | 学陽書房 |
太宰治との出会いから、死ぬ直前までの日記です。
涙が出そうになるくらい悲しいです。 山崎富栄は悪女ではありません。 おすすめ度 ★★★★☆ |
回想の太宰治 | 津島美知子 | 人文書院 |
太宰治の日常を一番知っていた奥さんの書いた本。
創作の様子や日常生活もよくわかります。 苦労した一生だったと思います。 おすすめ度 ★★★★ |
太宰治 | 細谷 博 | 岩波書店 |
太宰治の再入門の書として書かれた本。
難解な解説がなくて、わかりやすいです。 おすすめ度 ★★★★ |
含羞の人 私の太宰治 | 矢代 静一 | 河出書房新社 |
太宰治と三島由紀夫を会わせた方の書いた本。
劇作家の目から見た太宰治が書かれています。 おすすめ度 ★★★★ |
太宰治 | 奥野 健男 | 文藝春秋 |
太宰治に関しての第一人者とされている方の本。
作品すべてを解説しているのは、すごいです。 初めての人には難解なので、不向きです。 おすすめ度 ★★★★ |
苦悩の旗手 太宰治 | 杉森 久英 | 河出書房新社 |
杉森氏は編集者として数回太宰治に会っています。
太宰治の兄達に会った話が面白いです。 おすすめ度 ★★★☆ |
斜陽日記 | 太田 静子 | 小学館 |
『斜陽』のもとになった日記です。
文学としては、ちょっと読みづらい感じがします。 『斜陽』を読んで好きな人には、おすすめです。 おすすめ度 ★★★ |
別冊國文學NO.7 太宰治必携 | 三好 行雄 編 | 學燈社 |
太宰治とその作品を知るために必携です。
作家論、作品論、現代の評価をまとめています。 おすすめ度 ★★★★ |
別冊國文學NO.47 太宰治事典 | 東郷 克美 編 | 學燈社 |
太宰治全作品、作中人物・モデル、キーワード、
太宰治語彙、太宰治名言などの事典です。 よく作ったなと感心しました。重宝してます。 おすすめ度 ★★★★ |
微笑の受難者−太宰治 | 森安 理文 | 社会思想社 |
ちょっと違う観点から、太宰治を分析しています。
太宰治の死に関して面白い事書いています。 おすすめ度 ★★★ |
太宰治−法衣の俗人− | 矢島 道弘 | 明治書院 |
これはちょっと難しいのです。
私の理解不足かも。。。(爆) BUT!『斜陽』『人間失格』の解説は秀逸です。 おすすめ度 ★★★★★ |
太宰治文学海外の評価 | 武田 勝彦 編 | 創林社 |
太宰治の海外での評価をいくつか紹介しています。
日本での評価と違う面がわかって面白いです。 おすすめ度 ★★★★ |
※「おすすめ度」は、私の主観ですから、一般的な評価ではありません。あくまでも参考としてください。
また、私は古本屋で購入した本もありますので、普通の書店にはない本もあります。 |