○男性独白体形式の作品
男性の一人称、つまり独白により作品を構成しているもの。
作品
『人間失格』『駈込み訴え』『右大臣実朝』
○日記を題材にした作品
他人の日記を基に作品を構成しているもの。
作品
『斜陽』『女生徒』『パンドラの匣』『正義と微笑』
○古典などを題材にした作品
古典、聖書を基に作品を構成しているもの。
作品
『走れメロス』『駈込み訴え』『お伽草子』『新釈諸国噺』『新ハムレット』
○私小説的な作品
太宰治の私小説的な作品。太宰治の作品にはこの種類の作品が多いが、作品の中の出来事すべてを真実だと
思ってはいけない。小説なのだから脚色があって当然。
作品
『人間失格』『道化の華』『思い出』『東京八景』『十五年間』