津島祐子氏 |
「今は昔」→フランス語に出来ない。 「今は昔」と思考法を見直していきたい。 生と死が敵対しているわけではない。生の中に死がある。 絶望が深ければ深いほど、絶望は語らなくなる。というパラドックス。 絶望感から文学的なものが起こった。 希望を常に持つということは、たやすくない。 一番の絶望は、自分が無意味な死を迎えるということ。 磨りガラスを透して見るような光、のような小説を書き残したい。 人類、どうしようもない存在。 文学を持っている、持ち続けていく、これを私は希望と感じている。 |
左:マッチ 右:川隅さん |