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●デフロスタの対策


MINIのフロントガラスは非常に曇りやすい。
いや、フロントガラスに限らずどれも曇るのだが、
年式の古いMINIはともかく、リアには熱線が入っているので後方の視界はなんとか確保できる。
フロントにも熱線入りガラスを導入するというブルジョアな対策もあるんだろうが、
我々一般庶民がそれに踏み切るには、
現在使用中のフロントガラスが何らかの不幸によって破損するくらいのきっかけが必要である。

北海道ほどの寒冷地になると、このフロントガラスの曇りというのはある意味致命傷になる。
低速での走行であればなんとかなる場合もあるが、
ある程度(法定速度は守りましょう)の速度以上で走行すると、
車外ガラス表面に常にフレッシュな冷気が吹き付けられ、
デフロスタでのガラスへの抵抗などほとんど意味を成さなくなってくる。
フロントガラスが容赦なく凍るのである。
こうなると、当然前方視界が確保できない。
その上、吹雪いていたらどうだろう。
ただでさえ視界が悪いのに、ガラスは凍る。その上に雪まで付着する。

しかも悪いことに、MINIにはデフロスタの死角がある。
それがフロントのセンターなのだ。
ワイパー未使用の状態の時は、運転席側をクリアにしてくれる右ワイパーがその辺りで休息しているので、
いざ使用する際には、ワイパーまで凍っていて役立たずなのである。
もちろんワイパーだけでない。
ガラスもよりによってど真ん中に凍結部分が広がるわけである。

で、冗談抜きで、真冬でも平気でMINIで長距離移動する筆者は生きる死ぬで対策を迫られるのである。
単なる曇りだけなら昔から言われるMINI定番の曇り防止剤でもいいのだが、
凍結となるとデフロスタ自体になんとか対策が必要だ。
てことで、ない知恵絞ったのがこれである。



アクリル板をデフロスタ吹き出し口に沿って取り付け、
吹き出した温風の拡散を防ぎ、思い切りフロントガラスに当ててやろうという企みである。



これを運転席、助手席両側の吹き出し口に取り付ける。
アクリル板はフロントガラス中央のデフロスタの死角を意識して、中央側に若干延長してある。

じつは、こんなものがと思うかもしれないが、信じられないほどの効果がある。
どうしても中央の死角までは完全に凍結を防げるものではないのだが、
それでも装着前とは凍結するレベルが格段に違う。

格好の善し悪しは言うに及ばずなのだが、実質的な効果だけは保証する。
ちなみに、アクリル板の色のセンスは、
この材料が、そもそも仕事で滞在していた焼尻島という離島の、
北海道開発局の宿舎を取り壊したときに発生したゴミだということに免じて、
お許しいただきたい。





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